HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

川柳:怪文書

 怪文書 証拠がないから 逃げ切れる 

加計学園をめぐる「総理の御意向文書」、国会で追求されるも時間切れでうやむやに。

指示をしたとされる内閣府、指示をされた文科省ははじめから文書そのものを怪文書扱い、

調査すらしない姿勢を見せた。

子供が「勉強しなさいっ」と言われて、「だって◯○がないんだも~ん」と

何とか逃げ切る態度と同じではないか。

しかしながら前文科次官の、文書は確かに存在する、という暴露発言が報じられるに至り、

調査をせざるを得なくなっったが、存在は確認できなかった、という逃げを打って幕引きを画策。

この時点で、関係者は「どうせ確たる証拠はでないのだから逃げ切れる」という態度が見え見え。

ところが世論の力を恐れたのかその後、文書は存在した、とあっさり認めることに。

総理の御意向はあったとする文科省とそんな事はまったくない、と否定する内閣府

そうこうしているうちに政府の思惑通り国会は閉会、厳しく追及されることもなく、

国民に説明責任を果たすこともなくアベチャンにんまり。

もう一つの大きな案件、共謀罪も内容よりも時間を重視したとしか思えない乱暴さで可決、

もはや国民の声が届かない国会、国民の声に聞く耳を持たない政府与党の姿が鮮明に。

ここは国民が怒りの鉄槌をおろしこらしめる必要がありそうだ。

野党もしっかりしておくれ。