HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

太鼓:似て非なるもの

和太鼓の演奏、専門プロ集団の演奏会や町おこしでの演奏など

事ある毎に目にする機会も増えたように思います。

昔から打たれている伝統太鼓と違い、

創作和太鼓と言われるものは50年程の歴史しかありません。

創作和太鼓は伝統系の太鼓に敬意を払い、また縛られることを嫌い

自分たちのオリジナルを演奏するようになったと思われます。

太鼓団体も数多く、太鼓イベントなどでは数団体の演奏が続く事も。

それぞれの団体は似て非なるもの、と思っているかも知れませんが

観客にとってはどこも同じ、という風に感じることもあるように思えます。

この似て非なるもの、外見は似ているが本質が違うもの、を言うようですが

この本質を見抜くにはかなりの教養が必要と思われ、

一般の人にはその違いがわからないケースも。

そこで大事なのは似て非なるものではなくて、似ず非なるもの、の独自性なのか・・・。

太鼓の場合、音の要素がシンプルなだけにどれも似通っちゃう可能性大、

差別化をはかるのはけっこうムズカシイ。

とは言っても新しい表現や構想、曲などで個性を出す必要はあると思います。

似て非なるもの、よりも似ず非なるもの、を目指したいと思う所です。