HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

日本道中:蕎麦どあひ

富士八景の湯から469号線に出て次なる目的地、富士宮市にある「どあひ」へ。

ここはネット検索で「富士山、蕎麦」でヒットしたところ。

富士山の裾野を走る国道469号線からかなりはずれた山の中にあるとのこと、

メニューは石臼挽き蕎麦メインで3~4種類しかなく、蕎麦は売り切れ次第終了、

火水がお休みとの秘境じみた蕎麦屋さんです。

469号線はところどころ雪が積もっている状況、

やはりカーナビに惑わされ、山道に入り込みましたが

無事469号線に戻り、どあひの看板を見つけました。

この道がまたスゴイ、杉林の中、すれ違いはできない細い道を下って行きます。

辿り着くまで、宮沢賢治注文の多い料理店みたいにならなければよいねと

カミさんと話したくらい。

ほんとにこの先に店があるのか疑い出した頃、小さな小屋が見えて来ました。

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手作り風の店には薪ストーブが燃え、初老のご夫婦が営んでいるなかなかいい感じ。

石臼挽きもりそば900円を頼みました。

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蕎麦は粗挽きで太め、見た目に艶があるおそばです。

しかしながら蕎麦の香りがイマイチ、というのが正直な感想。

これはカミさんも同感でした。

蕎麦の出来も日によって違うと思いますが、実際どうなんでしょ。

感動蕎麦だったらこの秘境感も手伝って人を連れて来ようと思いますが、

こはちょっと・・・・。

帰り際に「どあひ」ってどういう由来なのか聞いてみました。

地名のどあい(土合)から来ているそうでどあひではないことが判明。

来た道と繋がっている道がもう一本、こちらの方がまだまともな道だったようです。

初めて行く人は御殿場寄りから入る秘境道路がオススメです。