HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

日本道中:松陰神社周辺

世田谷に吉田松陰を祀った松陰神社があります。

世田谷通りから神社迄松陰神社通りと呼ばれる商店街が続いています。

古い商店街はリニューアルされ、新旧入り混じった不思議な感じ。

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吉田松陰が開いた松下村塾、幕末から明治維新にかけて日本を導いた先人を輩出しました。
世田谷に松蔭神社があるのは、処刑後、小塚原回向院からこの地に改葬されたから。

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商店街の花形、魚屋さんと八百屋さん健在。
こういうミニマーケットは奥に肉屋さんと乾物屋さんがセットになっていました。
大家さんは電気屋さん?
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元乾物屋さんはおしゃれなカフェに変身。
なぜか看板だけ生き残っています。
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松陰神社前駅この地には世田谷線が通っており、
車両は新しいのですが、いわゆる路面電車のような出で立ちは街の人気者です。
世田谷線東急田園都市線三軒茶屋京王線下高井戸を結んで居り、駅の数は11。
東京では珍しい南北を結んでいる路線です。
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商店街には魚屋さんが二軒もあり、店先にお金を入れるザルがぶら下がっている懐かしい光景も。
商店街は同業のお店が複数店あり、それぞれひいきのお客さんがついていたりします
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こちらは薬屋さん。
木製の商品ケースは博物館もの!?
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こちらも年季入ってますね~。
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履物屋さん跡?
かつては下駄などを売っていたのでしょうか。
タバコの自販機だけが商売やってました。
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こちらは現役の和菓子屋さん。
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店先のショーケースにはおまんじゅう、団子、のり巻きや赤飯など。
腰のタイルがなんとも昭和感たっぷり。
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店の中は甘味などもいただけるようなしつらえでありました。

こういう街並はいつまで残っているのでしょう。
おそらく今の代で終わり?
そうして街は小綺麗になって行きますが
あえて昔のまま意図的に残して、街全体をタイムカプセルにできないものか・・・。
商店街が組織的に行えば、観光名所になる可能性はあるように思えるのですが。