右側の男性は、特徴的な顔付きが目を引きました。
横顔の、額と鼻の線、劇的な彫りの深さ。
鼻先が鳥のくちばしのよう・・・。
実際描いている時はじっとしていてくれるわけではなく、
人そのものが歩いて行っちゃったり、きょろきょろしていたり。
ほんの一瞬で描きとめるテクニックが要求されます。
これは数多く描くことで段々と腕前が上がるように思います。
篠笛や太鼓と同じように、やらないと腕が錆びついちゃう。
この男性も、体の向きとシャツが微妙におかしい。
描き始めた時と体の向きが違っちゃってるのでこうなります。
左側の御婦人は、身につけているヒジャブの生地がキラキラして
雲母のような輝きを放っていました。
残念ながらちょっとそこまで再現できません。
表面に粒々が描き込まれているのがそんなイメージ。
ムスリムの女性は頭をすっぽり布で覆っていますが
暑くないのでしょうか・・・。
マレーシアなどではこのヒジャブ、首だけのマネキン姿で売られていて
ちょっとドキッとしたりしますがどこの国でも
女性のおしゃれ心は変わりありません。