HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

この世:責任

モノを売る場合は売るモノに責任も買って出るという事が必要かと。

以前、日本のスリランカ関係のNPOの手伝いをしていた事がありますが、

スリランカフェスティバルに参加していた時、

現地で仕入れた衣料や小物雑貨を販売しているのを目にした事があります。

現地で買うTシャツなどはとても安く、日本で倍以上の価格をつけても十分に安い。

しかし、街中で買うブランド品でもなんでもない商品は安いけれど品質もイマイチ。

後で聞いた話、洗濯したら縮んで着れなくなった、小物の紐が切れた、ボタンがちぎれた、

等の苦情がたくさん聞こえてきたそうな。

不特定多数が来場するフェスティバル、欠陥商品を買わされ、使い始めてから

嫌な思いをした人は少なくなかったのかも。

モノを売る以上は自分で使用感を確かめ、これなら大丈夫、というものを販売すべきです。

私も現地のスーパーで買ったザック、太鼓のバチ入れで使っていますが

肩掛けの紐の取り付け部分の縫製が悪く、半分程ちぎれそうになっていたり

これはもう常識といえますがファスナーが半年程で調子悪くなりました。



着た事もない衣料、使った事のない小物を安いからと仕入れ、

そのまま売りっぱなしにするのはあまりにも無責任と言わざるを得ません。

そういう事をして多少の目先の利益を出しても大きな目で見れば一番大切な信用を失う事に。


正直、街中で売られているものは粗悪品もまだまだ多いお国柄、

現地の土産物ショップは安くはないですがその辺はきちんと管理されているようです。

観光客相手の商売では悪い評判が立ったらおしまいですから。

モノを売るなら自分でも納得するモノを売るという商人の良識は持つべきと思います。

信用第一。