というのも先日の師匠のライブの帰り、皆でご飯を食べましたがそこでの話題は世間話ばかり、
太鼓の太の字も出ないのが実状です。
太鼓馬鹿の私としては寂しい限りですが、中高年太鼓の宿命と半ばあきらめています。
そんな人たちと雑談をしましたが、会費の使い方、指導者のあり方、来期世話役の候補者、
太鼓に対する意識、などなどいろいろ。
中でも健康のために太鼓をやっているという人も少なからずいて、
家庭の主婦でもあるため、家での復習予習までは手がまわらない、という人も。
私から言わせてもらえばそれは単にやる気がないだけで、そこまで太鼓に熱くないという事でしょう。
熱ければどこか空き時間を見つけるなり、なんとか時間を作り出して練習するのが普通。
かといって家での練習を強制するわけにも行かず、悩ましいところです。
でも、でもですね、太鼓は集団演技なので一人でも曲をマスターしていない人がいると
演奏がつまずいてしまう事もあるわけです。
その辺の意識はとても低く、練習の時も緊張感が足りないと感じられる事がしばしば。
今年から基礎打ち練習曲を始めましたが、これは合同演奏が完璧にできた時の楽しさを
味わってもらいたいとの思い、それにはやはり基礎がきちんとできることを目標としています。
単純な基礎打ちはヘタをすると苦痛でもあるので、目標を持ちやすくして皆でがんばろーと
やっているうちに基礎力アップというのを目論んでいます。
自分から努力してみようという気持ちになるのがとっても重要なので、なんとかそうなるようにと
トライアルを重ねています。
もうじき一年になりますが、少しは効果が出て来た様に感じます。
後一年はかかると思いつつ気長にやってみようと思います。