HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

スリランカの空手道場

スリランカ初日の朝食はカレーパン。

スリランカで誰が何と言おうと私の好物、魚カレー、果物、そしてこのカレーパンの三つ。

昔、西宮にいた頃昔はロバのパン屋さんというとて馬車で蒸しパンを売り歩いていましたが

ここニゴンボでも毎朝トゥクトゥクを改造した三輪トラックでパンを売りに来ます。

エリーゼのために」の音楽が聞こえて来るとパン屋さんとわかります。

決して廃品回収ではありません。

パン屋さんによって使う音楽が違うのでひいき筋はそれを聞き分けて道に出ているようです。

魚カレーパン、野菜カレーパン、卵カレーパン、スリランカのカレーパンは

日本のそれと違い、基本は揚げてありません。その分ヘルシー。

ロティで巻いて揚げてあるものもあります。

とにかく種類が豊富、さすがカレー王国のカレーパンです。

スリランカ訪問の際はカレーパンは是非ご賞味あれ。

デザートはパパイヤとマンゴスチン

市場で買って来るものは獲れたて、これがまた美味しい。

特にバナナは目からウロコ、コンタクトレンズも落ちようというものです。

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コロンボ市内は歩道の整備が進んでいます。

車道はほぼ整備が終わり、歩道の仕上げに入っています。

工事はお店の営業なんかにはお構いなしに進みます。

ここ1~2年で市内も様変わりするものと思われます。

今街中を闊歩している牛の姿も見られなくなるんでしょうか・・・。

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この建築中の建物自体が売りに出されているのか、

不動産物件の売り出しかはわかりませんが工事がストップしているものも。

しかし昔ながらの果物屋さんもがんばっています。
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太鼓協会の会長が空手協会の埼玉支部長ということもあり、

日本大使館表敬訪問の後、時間があったのでスリランカの空手の道場に伺いました。

電話連絡の後、コロンボの郊外の稽古場があるYMCAへ。

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着いてびっくり、誰もいないし、閉ざされた鉄のゲートは今にも朽ち果てそうです。

これで施錠がしっかりしてあります・・・。
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稽古の時間がくると生徒や父兄がぞくぞくと集まりだし、定刻通りに稽古が始まりました。
よかったよかった。

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先生はスリランカ人ですが年に数回日本の指導者が訪れて稽古をつけるそうです。

この秋に日本武道館で空手の選手権があるとかで、それに向けて稽古に熱が入っていました。

会長は稽古内容に何か言いたそうでしたが一応部外者のため改善点を私にそっと耳打ちしてくれました。

私も昔太極拳をやっていた事もあり、腰を基軸に動いていないのはわかりました。

これは太鼓にも共通する運動原理で、腰の回転をきっかけにその回転力が手先に伝わって

爆発的なエネルギーを生み出すという一連の動きがあります。


初心者とおぼしき子や女の子も交じって皆稽古に励んでおりました。

やはり初心者と上級者とでは目の真剣さが違う。

稽古場の外では保護者たちが我が子の稽古姿を温かい目で見守っていました。

こういうのはどこの世界でも同じなんだなあと思いながら師匠にお礼を述べて

ホテルへと向かったのでありました。