HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

スリランカと仏教

スリランカは仏教の国と思われがちですが仏教徒は6割ほど
カソリックムスリムヒンドゥー教がそれに続きます。
タイと同じ小乗仏教ですが男子全員出家の慣習はありません。

写真はコロンボで有名観光地となっているガンガラーマ寺院、
入場料200Rps、これも直接の支払いではなく大きな壷にお布施の形で投げ入れます。
壷には恵まれない子どもたちへ、の文字が。
日本のお寺のように拝観料を窓口で納めるのとは違い、そこで気持ちが浄化される思いがします。
はだしになって入場。
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スリランカの寺院は聖域とされはだし、極端な肌の露出は戒められています。


キャンディには仏歯寺があり、釈迦の歯が納められていますが
こちらには釈迦の髪の毛があるという事でした。
上段の右側のケースに納められているのがそれ。
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外のプールでは子像が水浴び、鼻で握手してくれたりサービス満点。
お寺の小僧ではなく子像・・・。
境内にはペラヘラ(満月のお祭り)用の像の衣装が沢山干してありました。
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これは由緒ある菩提樹菩提樹の下で釈迦が悟りを開いたとされこの木もその子孫とか。
白い布に硬貨を包んで菩提樹の根に結びつけ願をかけます。
日本でのおみくじを木の枝に結びつけるのに似ています。
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コブラの燭台
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タイ、日本、韓国その他の国から寄進された仏像がたくさん。
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スリランカでは満月の夜、白装束の老若男女がお寺に集まりお経を唱えます。
詳しくはわかりませんがお経はどうやらサンスクリッド語、
この音読みが漢字に当てられ日本に渡来、日本のお経も源流は同じと言えるでしょう。
菩提樹の菩提はボーディエ=悟りの意味だとか、般若はパンニャー=智慧とか
古代釈迦が説いた原型に近いものが語られているような気がいたします。
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抹香臭い葬式仏教ではなく、生きる人のための仏教が生きている国、スリランカ

そんな気がしてきます。