世の中IT化が進み、グーグルマップでは地図情報のみならず、その場所の画像まで確認できる。
行ったことがないところでも住所なり施設名なり入力して地図で検索をかければ地球上のあらゆるところに
アプローチ可能。(詳細データがない地域もありますが)
最近の経験では初めて行くコンサート会場の位置と画像を事前にPCで入手、途中わからなくなったら
スマフォで位置確認、近くまで行くと見覚えのある建物が確認できさほど問題なく目的地に到着できたりと。
シンガポールへ行った時も初めてのホテルの場所とイメージを事前確認、駅からの道順を写真で
シミュレーションできたりしたので現地に行って迷うこともなかった。
また自分が歩いた道順を画像で追体験する事も可能で、特にヨーロッパとかは街の様子があまり変わらないため
5年前に訪れたまんま街歩きを楽しんだりする事ができたりする。
この便利なグーグルマップで恐ろしい体験をしたのが2年前の東北大震災の時。
震災の三~四日後だと思うが、太平洋側の宇宙からの東北の画像に愕然とした。
海岸線に街の姿はなく、道路も鉄道も姿を消してただの更地が続いていた。
一番恐ろしかったのはあの福島第一原発の爆発後の画像。
無残にも破壊された原発の写真を見たら、世界の人々は日本は終わったと思ったに違いないと思う。
今は汚染水タンクが列をなして並び、これでほんとうに完全にコントロール下にあるのだろうかと不安になる。
こうしてみると世界の隅々まで覗き見ができる世の中になったもんだと改めて思います。
自分の家の屋上で日光浴しているとそれが世界中に配信されちゃうかも・・・。