HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

この世:予言

人間は古代の世から未来を予言するのが大好きなようで、そのために天文学も発達したようです。
 
農業には自然界の規則性を予言し、それに従って種を撒く時期や水利計画をたてるのも有用だったと思います。
 
しかしながら一方では、大災害やら国の危機も占いによる予言に則って行なうようでもあったわけで
 
人知を超えた占いの力に委ねる事で為政者は一種の責任逃れの言い訳をする余地を残したのやも知れません。
 
神のお告げとか、天が決めること、と言ってさえしまえば愚かな人間の出る幕はありませんから。
 
かのノストラダムスの大予言がメディア界を軸に一世風靡したのは記憶に新しい。
 
猫も杓子もタイヘンな事が起きるかも知れないと騒ぎたてましたが実際な~んも起きませんでしたね。
 
いや、騒いだのは一部の人間だけで、そういう人間を尻目に猫や杓子は平穏な日常を送っていました。
 
懲りずにこの世の終わり、とか、災いが天から降ってくる、とか、神の罰が下される、
 
とか未だに騒ぐ人たちもいますが、あの東北大震災や原発事故を予言したとうそぶく人は現れません。
 
逆に想定外と逃げを打つ人は続出しましたけど・・・。
 
古代において予言者はそれなりの価値は認められたと思いますが、現代には存在価値はないでしょう。
 
宗教界には絶大な支持を受けて君臨している予言者もいるのかも知れませんが、信仰は自由ですから
 
その辺はそれぞれの信者におまかせします。
 
それでもかの麻原彰晃は偉大な予言者でもあったわけですから注意は必要かも。