HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

本日の基礎打ち

本日の基礎打ち、ちょっと何かが掴めたような気がします。
 
長胴太鼓の伏せ打ち、バチの先端の重さを感じて打つ。
 
位置エネルギーを使うため、手は自分で思うより高く。
 
腕を挙げる時もエネルギーを殺さず使うため、常に回転運動をする。
 
これが往復運動だと⇔の両端で静止してしまい、ゼロからスタートする事になる。
 
車を運転している時、赤信号でまったく静止してからスタートするのと、
 
前方の赤信号が青に変わりそうな時に車を完全に止めずにアクセルを踏むのと
 
どちらがエネルギーを効率的に使えるかに似ている。
 
今回はいつもと違う打ち方で、太鼓の面からバチを挙げ、打ちおろすのをやりました。
 
通常は腕を挙げたところから打ち降ろします。
 
このため腕の重量を感じながら打つ事が意識され、無駄のない脱力をした打ち方が可能。
 
またバチの重力をバチの先端に集めるために、腕を挙げた頂点からバチを下に引っ張りこんでやる動き、
 
自分の胸を過ぎた辺り、腹の前でバチを加速してやる動き、
 
最後にバチを握りこむ事でさらなる速度をバチの先端に。
 
力ではなくバチの速度で音を出す方法、なんとなく体感できたような手応えがありました。