子供の頃は東京に住んでいましたが冬の寒さもひとしお。
住宅は断熱性などまったくなく、木製のガラス戸に障子、夜は雨戸を引いて寒さを凌いでおりました。
水道管が凍ることも。
当時は瞬間湯沸かし器なんぞは世の中に存在しておらず、冬の寒い朝は湯たんぽの残り湯や、やかんで沸かしたお湯を洗面器にはって顔を洗いました。
ヒビやアカギレもとっても身近な存在、こどもたちは青っぱなを当然のように垂らして。おりました。
セーターの裾で拭くものだからそこがてかっていたり・・・。
今では考えられない日常でした。
それでも子供は風の子といわんばかり寒風吹きすさぶ外で元気に走り回っていました。
インフルエンザなどの感染症があったかどうかわかりませんが、そんなのはどこ吹く風という感じだったように思います。
熱が出たら氷枕と氷嚢にお世話になりました。
ゴム製の氷枕、ブヨンボヨンというゴム臭い感触が今もよみがえります。

モノタロウより
こちら氷嚢、シャリシャリと頼りない氷の音が印象的。

またご褒美というかなんというか風邪のおかげで当時高級なバナナなんぞを口にできたのも役得だったかも。
そんな昔の思い出、経済的には貧しかったけれど精神的には豊かな生活だったように思い起されます。
経済的に豊かになった日本、その分地球をいじめて手に入れた富かと思います。