代沢八幡宮の隣に森厳寺という浄土宗のお寺があります。
縁起によると代沢神社の別当寺でもあったそう。
明治時代の神仏分離でお寺と神社に分かれました。

徳川家康の子、秀康にゆかりがあるお寺で三つ葉葵の御紋がそれを示しています。

秀康は徳川家康の正室築山殿の奥女中であった御万の方の子で、小牧長久手の戦の和解の条件として秀吉の養子に出され、その後秀吉に実子が生まれたため下総国結城家の家督を継ぐことに。
関ヶ原の戦を経て越前の国の藩主となりそこで没する際、江戸に自分の位牌所として寺を建立するよう望み、その寺がこの森巌寺との事。
身近なところにも歴史が隠されているものです。
境内には早々と梅と思われる花が咲いておりました。

淡島幼稚園の敷地には世田谷区の保存樹になっている樹齢400年の大イチョウの木がそびえています。

手前には針供養の行事が催される針塚。
針を使っての手仕事も現代では絶滅危惧種に指定?
墓所入り口には現役の井戸の姿も。
お墓用には飲用の水を使う必要はなく、地球にやさしい。


100円一択の金額設定となっておりました。
このほかにも婦人病に霊験あらたかな神様淡島様を祀る淡島堂や焔魔堂などが点在しています。
先の針塚も女性の針仕事に関連していると思われます。
初詣は近くの代沢神社は列をなしての大盛況でしたが、こちら森巌寺は訪れる人もまばら、明暗が分かれておりました。
お寺も商売繁盛の願掛けが必要かも・・・。