HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

日本仏教

日本の仏教、いろいろな宗派があり広く信仰されていますが、ふと思うにそれらは日本人の開祖による新興宗教ではないのか?と。

もともと仏教は外来の宗教、さて、日本の仏教のルーツは?

仏教はインドに生まれ、世界各地、特にアジア地域に伝搬しました。

インドから北方へはチベット仏教として、南方へは上座部仏教、東方へは大乗仏教として広まりました。

中国でサンスクリット語やパーリー語の経典が中国語に音訳され、それが朝鮮半島を経て日本にもたらされました。

仏教が日本に伝わったのは飛鳥時代のこと、西暦538年とされていますが、それに前後して散発的に入ってきたとも言われます。

入学試験用にほっとけごみや(仏538)とか覚えた記憶があります・・・。

 

外来の異教だった仏教は排斥派と守護派とに朝廷を二分しますが守護派が勝利し、国を統治する意図もあって天皇により庇護されます。

各地に60か所以上に及ぶ国分寺が建てられたりしました。

今も各地に国分寺が残っていたり国分という地名を見る事ができます。

 

しかし強くなり過ぎた寺社勢力に嫌気がさした天皇平安時代に京都に都を遷してしまいます。

そんな平安時代初期に、空海最澄が中国に渡り当時最先端の密教を日本にもたらしました。

これが今の日本の仏教の屋台骨になっているとも言えるものでしょう。

ただし仏教は支配階級の貴族のものでしかありませんでした。

これに救いの手を差し伸べるべく新しい仏教が次々と生まれました。

鎌倉仏教の誕生です。

法然親鸞、一遍が提唱した浄土系の念仏仏教、日蓮の題目仏教、栄西道元の座禅仏教、などなど。

浄土宗、日蓮宗禅宗など今の我々に馴染みのある仏教のオンパレードです。

 

室町時代安土桃山時代を経て武士の世になると現世利益と葬式仏教が盛んになります。

江戸幕府によって民衆を統治をするため檀家制度が確立され、完全に葬式仏教化。

 

明治になり廃仏毀釈運動により仏教受難の時代を迎えますが、第二次大戦以降信仰の自由を得て葬式仏教は生き残り今に至っています。

 

葬式ではわけのわからないお経が読まれますが、それもそのはず、元々サンスクリット語の音訳ですから一般の人にその意味が分かるはずもありません。

 

意味も分からずそれをひたすらありがたがって耐えているのが庶民の葬式仏教のありようでしょうか。

戒名が金額によってランクがあるのも妙な話です。

南無阿弥陀仏

 

ちなみに南無=ナーモ=呼びかけの意で、南無阿弥陀仏=ああ、仏様。

これを連呼する事で仏に帰依する事になるそうな。

 

仏=仏陀ブッダ=シャカムニ=釈迦牟尼と表されるように、もともとのサンスクリット語の音に漢の時代の漢字があてられているのがお経です。

 

元々の仏教はシャカムニという一個人が考えた生きる事に関する哲学と思います。

それが後世に伝えられる過程でさまざまな人によるさまざまな解釈が加えられ体系化していったものが仏教ではないかと。

 

日本に伝わっている仏教はおおもとの原始仏教からかなり変質したものなんじゃないかと思います。