高齢ドライバーによる交通事故、6年前に池袋で起こった悲惨な事故をきっかけに社会的に見直しがなされるようになりました。
当時、86歳の飯塚幸三被告がハンドルを握る車が150メートルにわたって暴走し、青信号で横断中の母子を跳ねてその命を奪い、他に複数のけが人を出しました。
飯塚被告は事故を悔いながら収監先で93歳で老衰のため死亡したそうです。
余生を楽しむ人生が殺人者として刑務所でその生涯を終えるとは・・・、
しかし被害者とその家族のやりきれない虚しさと悔しさは想像できません。
この事故はアクセルとブレーキの踏み間違えによるものという結論がでています。
些細な事故で気が動転、その場で即停止しようとブレーキを強く踏み込む、それがアクセルで車は急加速、加速Gで体はシートに押さえつけられ、突っ張った体を支えようと足を踏ん張り余計アクセルを踏み込んでしまう。
パニックのまま何もできずに猛スピードで突っ込んでしまう状況だったんではないかと。
高齢者の中には長年運転してきたという自負があり、運転に自信を持っている人も少なくないのでは?
確かに経験から事故を回避できる能力も高まりますが、平気で逆走をしてしまうほど状況判断力がなくなっているのも事実。
かくいう自分も一度逆走しそうになった経験があります。
若かりし頃、アメリカに行ってレンタカーで街を走っている時、交差点を右折したのですが、その先に信号待ちの車が全車こちらを向いて待っているではありませんか。
アメリカは日本と反対で右側通行、頭ではわかっていても右左折時に体が日本式に反応してしてしまいます。
あの時はお互いびっくりしているのがわかりましたっけ。
ちなみに赤信号でも安全を確かめて右折ができたように思います。
その時はたまたま相手が赤信号で事故には至りませんでした・・・。
こういう時は映画評論家の淀川長治氏を思い出します。
コワイですねえ、スゴイですねえ・・・。
ハンドルを握る以上、殺人者にならないよう肝に銘じる事が肝要です。
酒気帯び酒酔い運転などもってのほか、殺人犯になってから悔いても時すでに遅し。
最近思うのですが、人よりも自動運転の方が安全なんじゃないのかと。
自動運転ではアクセルとブレーキの踏み間違えは起こらないんじゃないかと思います。
それでも最近ちょくちょく起こるシステム障害になっても自動運転の安全は担保できるのか、人類の未経験の分野なのでよくわかりません。
果たして人よりもAIが信頼できる世の中が到来するのでしょうか。