あるところにこぶたの三兄弟が住んでおりました。
一番上のこぶたは手間のかからない簡素な藁の家を建て、二番目のこぶたは簡単な木の家を、三番目のこぶたは時間をかけて煉瓦の家を建てました。
あるとき、怖いオオカミがやってきたので、それぞれが家に逃げ込みました。
オオカミは藁の家を簡単にこわしてしまいました。
こぶたは弟の木の家に逃げ込み、鍵をかけて二匹でふるえておりました。
オオカミは木の家に辿り着くと、木の家をゆすってまたまた壊してしまいました。
こぶたたちは三番目のこぶたのレンガの家に逃げ込み、しっかり戸締りをして息をひそめておりました。
オオカミがやってきてレンガの家を壊そうとしましたが、レンガの家はびくともしません。
オオカミはしばらくあたりをうろついていましたが、どうにも取りつく島がなく、あきらめてどこかへ去って行きました。
こぶたの三兄弟は自分たちが無事だった事におおよろこび、みんなでおいしいご馳走をたらふく食べました。
そこへ人間たちがやってきて、こぶたたちはあっという間に丸焼きにされてしまったとさ。
とっぺんぱらりん。
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久しぶりに物語を作ってみました。
題材は三匹の子豚、末の弟が頑丈なレンガの家を建てたので、オオカミに食べられずにすんだというお話。
でも現実はキビシイもので、こぶたたちは宿命的に人間に食べられてしまいます。
童話は残酷なものが多いのですが、豚は人に食べられる運命を受け入れるしかないという結末。
子ブタからはブーイングの嵐でしょうか・・・。