埼玉での和太鼓の講座名は「レッツ鼓ミュニケーション」、太鼓でコミュニケーションを、という思いが込められています。
太鼓は言葉で打てる、というのを実践しており講座の開始と終わりには太鼓で挨拶という曲を皆で打っています。
太鼓では、というか、邦楽では口唱歌という言葉での譜面があります。
太鼓だったらドンドコドン、笛だったらチヒーとか。
講座では太鼓のドンドコドンに「こんにちは」の言葉を充てて太鼓を打ってます。
口唱歌のドは右手強、コは左手弱、強弱右左が判別できるよう工夫しています。
「おげんきですか」=トゴンコドコトンというように口唱歌譜をみれば音のニュアンスと右左がわかります。
ゴの表記には慣れていませんが、講座受講者は初心者が多いためまったく抵抗なく受け入れています。
裏拍の場合も
うっトン、すっコン、と表記します。
うっトンは右手、すっコンは左手、う=右のう行、す=左のさ行、というように理屈をつけてあります。
すっコンすっコンすっコントントコ
ドゴうんドゴうんトコトコドンゴン
という表記で太鼓のニュアンスと右左を伝える事ができるかと。
従来の口唱歌では
スッドンスッドンスッドンドンドコ
ドコウンドコうんドコドコドンドン
という表記が普通になりますが、その場でレクチャーを受けないと右左やニュアンスが伝わりません。
太鼓の経験がある人にとってはゴンという表記には馴染みがないため違和感を覚えると思いますが、初めての人にはすんなり受け入れられてます。