お年頃というと、淡い恋心をいだくような年齢をいうかと思います。
しかしながら今、和太鼓の自チームではこのお年頃という言葉が定着しております。
お年頃というのがその年齢に見合った状態を言うというのであれば、高齢者らしい言動をする人たちもお年頃であります。
幼児にもお年頃があり、思春期を迎えるお年頃、中年のお年頃、いろいろあるかと。
お年頃の高齢者はとにかく忘れ物が多い。
先日、二人練習の時、肝心なバチを忘れました。
相方に借りて何とかなりました。
自宅マンション玄関前で車から太鼓をおろして、駐車場に車を置きにいったらそのまま2時間ほど忘れていたり。
区民センターで一人で練習した帰り、駐車場のゲートを開け閉めしたら太鼓を積むのを忘れ、途中で気付いて引き返したことも。
指導している高齢者チームでも本番での衣装を忘れたり、自チームでも自分のスマホやバチを探し回る姿をよく見かけます。
カミさんも家の中で時に立ち止まって、何やろうとしてたんだっけ?と自問自答する姿を見かけます。
こういう時は、お年頃ですから、と赦すのが一番です。
非難しても始まらないし、忘れるのは高齢者の特権であ~る、と居直っちゃう。
いずれにしても若いころは想像できない状況が日常茶飯事に。
このブログのタイトルにあるように非日常茶飯事な日々を送るようになります。
認知症検査で、ことばを覚えて、他のことをやって、それではさっき覚えたことばを思い出しましょう、というのがありますが、他のことを挟むと前のことを忘れちゃう。
上記の太鼓を忘れちゃうのもまさにこれに当たります。
太鼓を積まなければならないのに、ゲートを開け閉めして車を出す行為が挟まるとそのまま乗って帰ってしまう。
自分でも信じられませんがそれがお年頃の現実。
これを避けるのには思い立ったら吉日と、すぐやるのが一つかも。
またはやる事を呪文のように唱え続けるとか。
何の気なしに動くと忘れます。
生きている事を忘れても、死んだことを忘れたりしないようにしたいものです?!