八丈太鼓練習用の音の出ないバチの試行錯誤。
素材はA4クリアファイル、ペットボトルのキャップ、セロテープ。
補助器具として輪ゴム。
写真は第3号。
芯になるペットボトルのキャップをセンターでなく片側に寄せてみました。
先端部分にキャップ二つ分くらいの空間を設ける事で太鼓の面を叩いても消音化できます。
また、縁をこのキャップの部分で打つ事でそれらしい音が出ます。
八丈太鼓はバチを回して振る動作が多く、こうして先端部分に重りを仕込む事でバチを振る感覚を感じる事ができます。
八丈太鼓以外の伏せ打ちにはバチのキャップ側を握ります。
ポコポコと音が出て、適度な反発があるので太鼓使わなくても机などで曲練できます。
こちらは試作4号。
3号では芯が片側にしか入っていないため、シートを巻く時に太さが均一にならずに芯が入っていない方が太くなってしまいました。
(元々は均一に巻くためにセンターにキャップを入れていました。)
これを改善するために、手元側に一個だけキャップを入れて同じ太さで巻けるようにしてみました。
位置はバチの弾力を確保するために口から15cmほどのところに設定。
この位置の違いでポコポコの音の高低を設定できる事がわかりました。口から遠い程低音になります。
それとキャップの素材がセロテープを受け付けず、固定できずに筒の中で動いてしまいます。
なにか簡単でいい方法を見つけねば・・・。
こうして試行錯誤する事で様々な発見があるのがオモシロイです。