埼玉の高齢者チーム、月に1回指導におじゃましています。
16分の基礎打ち練習を見せてもらいましたが、残念ながら効果的なものとは言い難い練習でした。
打ち馴れるというのは大事な要素の一つですが、目的を持って行わないと向上して行きません。
まずは均等な音が出ておらず、右手の音が強い。
大きな音を出そうという意識はせず、小さな音で構わないのでカウントはしながらフラットに打つ事を目標に掲げるよう伝えました。
練習している音を聴いているとアクセントがついています。カウントをしながら打つのは重要ですがそのカウントが音に出ちゃってます。
1234567812345678・・・
心でカウントしながら手は機械的に打つ、の練習が基礎力を高めます。
フラットな打ち方ができるようになったら次の段階ではアクセントをつけて打つ練習に入ります。
さて、16分の練習はあまり効果が望めないやり方だったので練習方法を提示しました。
1 2 3 4 5 6 7 8を右手だけで打つ。
テンポは120くらい。
慣れたら打っている右手に左手を加える。
1・2・3・4・5・6・7・8・
この「・」が左手。
これを繰り返す。
1 2 3 4 5 6 7 8
1・2・3・4・5・6・7・8・
1 2 3 4 5 6 7 8
1・2・3・4・5・6・7・8・
右手は常に一定のリズムを刻みます。
左手が入っても紛らわされる事なく一定のテンポで。
慣れたらテンポアップ。
細かいフレーズを打てるように手の訓練をして行きます。
次回までに動画を使っての練習メニューを作る事を思い立ちました。
月ごとの1年の目標を決め、それに則って練習を行うようにするとわかりやすいかと思います。