春分の日の3月21日、和楽器講座の成果発表会が鴻巣伝統文化芸能館で開催されました。
和太鼓5講座、篠笛、尺八の各講座の受講者と講師が参加、約1時間半に渡りそれぞれの講座の成果発表が行われました。
リハ時に気が付いた事
①観客席の最前列は椅子ではなくマットを敷いて座れるようにした方がよい。というのは会場が縦長で、全部椅子に座られると前の人が壁になってよく見えないから。
②ビデオ撮影席が最後部に設定されていたが、やはり人垣で演者の姿が殆どけられてしまう。仕方がないので金属の棚の上に三脚を置き撮影した。
③尺八講座でテーブル越しに演奏しようとしていたが、テーブルは引っ込めてもらった。
講座の時には物を置くためにテーブルを使っているとの事だけれど、ハレの舞台にテーブルは邪魔。管も見えないし、譜面台越しに演奏するのが発表会に相応しいと思える。
本番で気が付いた事
①2人バージョンのぶち合わせ太鼓をやっていたが見え方がおとなしい。
ダイナミックな演奏をするのならドドーンドンドンのですが、ところ、右左右左で打つのではなく、左右右左で打つと動きが出る。
ぶち合わせ太鼓は原曲がガチガチに決まっているわけではないので、アレンジが可能。
また2人での演奏は限界に挑戦という感じで興味深く拝見しました。掛け合いを入れても成立すると思いました。
今度機会を設けて2人バージョンを研究してみたいと思います。
②成果発表会は日頃の練習の成果を発表するのが目標ですが、やはり見せる聞かせる要素は大事かと思いました。
演奏して楽しむ、というのは必要ですが、それを見ても楽しめるようにする。
和太鼓は「演奏する」のと「鑑賞する」という二つの要素があるように思います。
これに参加するという要素を加える事もありと思います。
成果発表会はそれに向けて頑張るという目的意識が生まれ、とても良い効果を発揮します。
今回初めての試みでしたが、とにかくやることでそこからいろいろ見えてくるのが貴重です。