以前試してみたものの中に和太鼓でじゃんけんゲームをやるというものがありました。
以前保育園年長さんの和太鼓ワークショップや太鼓祭りでの和太鼓体験でやったのですが、やりなれないとちょっとムズカシイかなという印象でした。
ジャンケンは実は太鼓の極意体操にも取り入れています。
太鼓の極意の一つ、打つ瞬間に握る、手を上げる時に緩める、という極意、まさにグーとパーの動きそのものと言えます。
これをやる時は必ず両手同時に打ったり上げたりします。
グーで打つ、パーで上げる。
それともう一つ、グーパーの動作は音で言うと音符と休符の関係にあり、グーパーグーパー=ドンうんドンうん、となり太鼓の極意である「拍の意識」を体感できます。
さて、チョキですが、和太鼓は皮だけではなく縁も打つ事を必ず入れており、この縁打ちがチョキとなります。これも両手で縁を軽快に叩きます。(力任せに叩かないがポイント)
グー・チョキ・パーの動きがわかったところでグーチョキパーが自在に出せるように、これは練習が必要になります。
その練習方法は「太鼓でまねっ鼓」。
先生が打ったものをまねして打ちます。
グーグーグーグー⇒グーグーグーグー(ドンドンドンドン)
グーパーグーパー⇒グーパーグーパー(ドンうんドンうん)
パーグーグーパー⇒パーグーグーパー(うんドンドンうん)
ここではリズムにのって太鼓を打つ楽しさを味わいます。(音符と休符)
次にチョキとパーで同じように音遊び。
チョキとグーで音遊び。
グーチョキパーで音遊び、というようにして打ち馴れていきます。
グーグーチョキパー⇒グーグーチョキパー(ドンドンカッウン※)
グーチョキパーうん⇒グーチョキパーうん(ドンカッウンうん)
チョキチョキグーパー⇒チョキチョキグーパー(カッカッドンウン)
※ウンはパーのポーズを行う。うんはポーズなし。
練習ではグーチョキパーと口で言いながら動作と関連付けると理解が進むと思います。
これはパー?グー?