3月21日(火祝)の和楽器講座成果発表会、もう一つの一般講座のおさらいが終了しました。
演目は「応援太鼓」と「ドンドンそーれ!」の2曲。
応援太鼓は演者の入場方式も一工夫して、337拍子をバチで打ち鳴らしながら廊下から入って来るようにしました。
観客の皆さんを巻き込むため、337拍子の手拍子での参加を促します。
応援太鼓は元々東京オリンピックをテーマに創ったものですが、新型コロナと戦っている全人類を応援しよう!という大仰なテーマとしました。
応援太鼓は演奏曲ですが、実はそのルーツは体操にあります。
大概、太鼓を始める前に準備体操を行いますがどうせ体操するなら「太鼓の重要な動き」を会得しながら体を動かすものはできないだろうか、という発想の元試行錯誤してできあがったものです。
一連の動きを確認しながら口唱歌と共に体操を習得し、その口唱歌で太鼓の曲が打てるという流れで構成しています。
小学校の特別支援学級ではこれを3年続け、皆で応援太鼓を打っています。
体操の中には太鼓を打つ極意が散りばめられており、体操をやる度に確認できます。
先日、和太鼓講座で振替のファミリーに太鼓体操を一からやってもらいましたが、太鼓を打つ動きがとてもわかったという評価をいただきました。
そんな事もあって名前を「太鼓体操」から「和太鼓極意体操」に変えようかと思ってます。
今回の成果発表は「応援太鼓」を披露してもらいます。
もう一曲「ドンドンそーれ!」の仕上がり具合はとてもよかったです。
ドンドンそーれ!のテーマは皆で音を揃えて太鼓を打つ、個々の個性を発揮する、という二つが基本となっています。
曲を覚えて打つ、曲を創って打つ、という楽しみ方ができるかなり自由度があるものとしてあります。
いずれにしても和太鼓が人生を豊かにしてくれるものである事を実感していただければ万々歳です。