まだ現役の頃、手がけたビジネス例の講演をした事があります。
その時のテーマは「シロウトの発想」というものでした。
講演を聞きにいている人たちは当然その道のプロなんですが、そのプロたちにシロウトの発想を説いたわけです。
プロが陥りがちな思い込み、慣れからくる盲点に対処するためにシロウトの発想が大切、と。
シロウトの発想とは言い換えればお客さんの視点でものを見るということ。
例えば、効率を重視すると客席を詰め詰めにし、客席数を最大限にとる、これは常識。
客の立場からすると、隣の人と体はぶつかるし、のびのびできない、となります。
お客さんが、こうなればよいのに、とか、こういうのが快適、というところを客目線で想像する、これがシロウトの発想の原点かと。
その道に通じてもシロウトの発想は大切に持っていたいと思いますら。