埼玉は実は隠れたうどん県に属すると言われております。
小麦の生産量は日本全国10位、小麦を原料とするうどんも多く食べられているとか。
俗にいう武蔵野うどんのコシのあるタイプ。
その武蔵野うどんの店のルーツと自称しているのがこの田舎っぺうどんです。
のれんは擦り切れてボロボロ・・・。
一般的な肉汁つけうどんをオーダー。
コシがあるうどんは長く、絡まってしまうとつけ汁に入れるのに一苦労します。
武蔵野うどん系はコシが強く、噛んで食べるようです。
ツルツルとはいかずモニャモニャという感じ。
麺は太く、腹持ちがよい。
かつて農家で、腹いっぱいがご馳走という事でふるまわれていたというのが納得いきます。
ダシのきいた濃いめのつけ汁がなかなかいけます。
食べ終わりそうになる頃を見計らって蕎麦湯ならぬうどん湯がさっと提供されるタイミングが絶妙。
お客さんを常に見てくれているというサービスはうれしいものです。
田舎っぺうどん | 味一筋49年元相田舎っぺうどん (inakappeudon.com)