HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

解釈と表現の多様性

年の瀬が迫りくる中、大掃除もやったふりしてお茶を濁します。

晦日はオーダーしておいた搗きたてのおもちを取りに行ったくらいで後はパソコンにかじりついていました。

落語をいろいろチェックしまして、古いところは古今亭志ん生三遊亭圓生金原亭馬生古今亭志ん朝柳家小三治立川談志などの高座をyoutubeでチェック。

落語の世界はそう詳しくはないのですが、古典落語は師匠から弟子へ語り継がれている事がよくわかりました。

 

話の大筋は変わらないのですが、マクラという導入部に工夫を凝らしたり、間合いや小ネタを仕込むところがそれぞれ違っていて同じ話でも楽しめます。

逆に言うと同じ話をどう噺家が料理するのかを楽しめるというわけです。

 

また同じ噺家が歳を重ね、同じ話をやっても味わいが違っています。若いうちは勢いがありますが、歳を経ると間合いの取り方が絶妙でそれだけで笑えて来たり・・・。

 

チェックしたのは落語だけではなく、歌もいろいろ聴いてみると同じ曲をいろいろな歌手がカバーしているものがありました。

これもそれぞれの歌手がそれぞれの個性で表現しており、それぞれの味があります。

オペラ歌手はオペラ風に謳い上げ、演歌歌手はこぶしを回しますがそれもそれぞれが独特です。ま、プロ歌手なのでうまいヘタではなく聞き手の好みで評価が分かれるものと思われます。

 

さて、世界中が新型コロナウィルスに翻弄され、まだ解決の糸口も見えておりません。

日本では政治と宗教のもたれあいが露見し、ウクライナでは戦争状況が続いています。

 

来年も多様的に物事を見る事にしたいものです。