HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

占いで未来を知りたがる人々

占いはこれから起こる事を知ろうという行為。

 

占いを信じていない身にとっては二年も三年も先の事がわかるという事自体が馬鹿げていると思っとります。

ま、世のなかほぼ偶然の積み重ねで成り立っていると思いますのら。

世の出来事が必然で占いがそんなに的中するのなら万馬券や宝くじで富を手にする人が続出するでしょうにそんな事はありません。

 

人が占いに頼ろうとする行為は誰もが抱く未来への期待や不安の心理から来るのではないでしょうか。

未来はある程度予測はできますが、金運、恋愛運、仕事運など私的な事はまったくわかりません。そのわからない未来を知りたがるのは人間の性、その方法として何やかやと研究を積み、占いの体系ができあがったものと。

ある占いによると生年月日でその人の運命が決まっているそうですが、実際と届け出との差がある場合、どちらで運命が決まるのでしょう。

 

その昔、風水に凝っているオーナーのお店をデザインした時、方位表に基づくと店にならない致命的な問題が発生しました。

オーナーは悩んだ挙句別の方位表を取り出し、これで行くかと。

風水を頑なに信じる事で合理的な選択肢を自ら狭めているんだなあと思ったものデス。

 

必然があるとしたら人は必ず死ぬ、という事くらいでしょうか・・・。