世の中、サッカーワールドカップの日本快進撃で盛り上がっております。
日本を始め、韓国、オーストラリアのアジア勢三か国が決勝リーグにコマを進めるのは初めての事なんだそうな。
オーストラリアがアジアというのは地勢学的に言うとそうなんでしょうけれど、なんかピンと来ませんがなあ。
そのワールドカップが開催されている国カタール、開催が決まった2010年から会場建設には多くの外国人出稼ぎ労働者が就いていたという事ですが、賃金の未払い、過労死が多発するもカタール政府はそれについて口をつぐんでおります。
カタールといえば砂漠の国、過酷な暑さの中での長時間労働による死者は６５００人を超えるとも言われています。
貧しい国は国内に働き口がなく、多くの人が外国に出稼ぎに行きます。出稼ぎで稼いだカネを母国に仕送りし残された家族がそれによって生活しています。母国もそれによって国庫が潤う事に。
あの北朝鮮も出稼ぎ労働者を組織して外貨を搾取していたとの事。
バングラディシュ、フィリピン、ネパール、スリランカ等々、私がスリランカを訪問していた時も多くの人々が海外に出稼ぎに出ておりました。
これらの国に共通するのはもともと英米との関係が深く、比較的英語が通じるという事。やはり言葉は重要な要素なのかも知れません。
しかしながら新型コロナで世界的に人流が止まり、世界経済にも測り知れない影響が出ております。
日本もこの円高で海外に出稼ぎ！なんていう風潮もありますが目先の利を追うとロクな事がないでしょう。
焦らずとも、日本が劣化した時は嫌でも出稼ぎにでにゃならん状況になりますけ・・・。
