HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

音を上げる値上げの秋

国民は 値上げの秋に 音を上げる

 

物価の上昇に歯止めがかかりません。

小麦粉、油、食材の値上げがひたひたと実行されております。

ガソリン高は輸送コストにもろ反映、電気、ガスなどの社会インフラも確実に値上げされ、家庭の財布を直撃、のみならず飲食店はその影響を被って値上げの連鎖を招いております。

かのアベノミクスを踏襲した岸田政権、成長の果実を分配する新しい資本主義を、と豪語していましたが物価は上がり給料上がらずで実質賃金マイナス状態を招いております。

新型コロナ蔓延で経済はボロボロ、骨太の政策なんぞはどこへやら。

成長の果実どころかこのまま行くと立ち枯れ状態ではありますまいか。

そんな中政府からは現在未来に有効な手を打つ方策の発表は皆無。

 

それでいてアベの国葬は早々と独断で決定、表面上の費用は2億なにがしと伝えたポーズだけはとっているつもりのようですが、実質の費用については国葬が終わった後に公表するとか。

その費用、30億円とも言われております。ふざけるなデス。

葬儀をとりまとめる業者にはカネが回り、その経済効果を期待しているとでも?

 

弔問外交の実績も作れるとそのメリットも並べておりますが、アベ元首相と面識があった元大統領の面々の名前が連なっております。

あの人いい人だったのにと昔話でもするんかいな。

それとも統一教会系のイベントのようにアベのチカラを世界に誇示するおつもりなんでしょうか。

 

国葬の理由として長期政権を担った事を上げておりますが、その間官邸主導の政治体制を敷き、その結果どれだけ行政に歪みが生じた事か。

国葬とすべきはモリカケ問題でその歪みに対し抗い結果として国民を裏切ったという自責の念から自ら命を断った赤木氏にこそふさわしい処遇かと。

 

故吉田首相の国葬規模を参照して物事を決めているそうですが、その国葬よりも少し規模が大きくなるよう画策しているフシが見え隠れします。

 

アベの国葬なんぞどーでもいいから値上げに苦しむ大半の国民生活の惨状を何とかしておくれ。