HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

チームの目指すもの

我々の和太鼓チームは平均年齢60はとっくに超えている高齢者太鼓。

巷の若い人たちの和太鼓のように技術力や力強い演奏を披露するのは結構つらいものがあります。

向上心がないというのは噓になりますがよくある太鼓打ちのような高みを目指して精進するというスタンスではありません。

ヨガや健康体操の延長線上にあるような気も致します。

 

それでも辞めずに10年選手はざらにいるので太鼓を打つのが好きな事には間違いはないでしょう。

 

ヨガや健康体操は舞台での発表の場はないと思うのですが、和太鼓はハレの舞台があり自分たちの演奏を観たり聴いたりしてもらう機会があります。

 

そういう場で自分たちは何を伝えられるか?は全員が認識しておくべきたいへん重要な事だと思います。

高い演奏技術はそれだけで人を感動させます。

しかしながら我々はそういうレベルではありません。

 

それならば何に感動してもらうか・・・。

 

一生懸命練習してきた熱意を見せる事ではないかと思います。

つたない演奏でも一生懸命さが伝わると気持ちが揺さぶられるのではないかと。

 

もう一つは演奏自体を真に楽しんでいる姿を見てもらう事。

演者の楽しさは伝染します。

新型コロナウィルスではなく楽しさウィルスを撒き散らしたい。

37.5度以上の太鼓熱症候群発症を目指したいところです。

 

残りの一つは楽しめる演出を行う事。

よくあるただ太鼓を演奏するのではなく、おしゃべりや楽器の紹介、プロ集団でも行っているチャッパでのキャッチボール、あるいは小学校でやる太鼓クイズ、ミニミニ和太鼓体験などなど、演出で楽しんでもらう。

 

そんな方向性をきちんと押さえ、自分たちのチームらしさを作れればと考えています。