最高裁第二小法廷は、東電福島第一原発事故は防ぐことができなかったと菅野博之裁判長は国の責任を認めない判決を行った。
第二小法廷は上記菅野博之氏を入れて草野耕一、岡村和美、三浦守判事4人によって構成されており、今回は検察官出身の三浦守裁判官は国の賠償責任を認める反対意見を提出したけれど3対1でこの判決となったそうな。
判決は津波の規模は想定外として片付けられた格好で、想定外は無責任と言う判例が免罪符となる悪例になるもの。
しかし、歴史を紐解いて見ると1000年前に起こった貞観地震では同規模の津波の被害の記録があり、津波予想の資料自体に検証不足があり、想定外として言い逃れはできないのではなかろうか。
例え国が東電に改善命令を出していても原発事故が避けられたとは言い難い、だと?!
こういう判決を出す裁判官は投票の時の国民審査で×をつけるんが妥当では?