能登で地震があり、見附島の先端が崩れたというニュースをやっていました。
大地は一見不動不変と思いがちですが、世の中には不動不変と言うものはありません。
仏教観にも無常という考えがあり、世の中は常に移ろいで行くもの、色即是空であることよ、と。
日本列島も地震で揺れ動いたり、伸びたり縮んだり。
大陸さえも漂流したりでまさにひょっこりひょうたん島状態です。
世の中には命知らずな探検家や冒険家がいますが、洞窟探検の最中に地震があって岩に押しつぶされたりするやも。
観光客が断崖絶壁の岩の先端で記念撮影をしたりしていますが、経年劣化で岩ごと谷底に落ちる可能性も。
卑近な例では御岳山が突然噴火をして命を落とした人が多数出ました。
その昔、銀座で中華料理店の入り口上の大きな看板が突然崩れ落ちたのを目撃した事がありました。
人心を含めて不動不変なるものはない、と固く信じております。(←不動不変?!)