新型コロナ禍下での巣籠生活、もう2年になります。
感染症で少なからず人々の生活パターンに変化が起きたようです。
人が集まる事は制限や禁止が課せられ、映画や演劇、音楽ライブなどに深刻な影響を与えています。
そんな中東京オリンピックは1年遅れで開催されましたが、感覚的にリアリティに欠ける大会となった印象があります。
新型コロナ禍収束が見れない中、戒厳令下のような北京で冬季オリンピックが間もなく開催されますが、ことらもどうなるんでしょう・・・。
さて、巣籠の時間が多くなるにつれ、自宅で映画やドラマを観る機会が増えました。
この状態では映画館は絶滅危惧種に指定されてしまいそうです。
作品を観ていて、自分では許されない事が一つ。
まあ、どーでもいいといえばどーでもいい事なんですが、
それは音速と光速が描き込まれていない作品が多い事。
例えば花火のシーン。
音と光が同時なんですが、実際は音の方が遅れて聞こえます。
雷のシーンでもピカッと光った後に音がするんですが、これも同時か、
もっとひどいのは光と音がリンクしていなくてめちゃくちゃ。
こういうところを微妙に描くのが監督の力量だと思うんですが・・・。
以前観たことがある海外のSF作品、宇宙空間での爆発のシーン、
空気がないため音は伝わって来ず、無音の中破片だけが降り注ぐという描き方がされており、そのリアリティにしびれました。
残念ながらそういう作品にはなかなかお目にかかれません。