高校の和太鼓の最後の授業、1年を通してやってきた「歓喜」の曲を一通り打ちました。
回数を重ねるごとにいい演奏になって行くのを実感しました。
今年で4年になりますが新型コロナの影響を受けて多くの人の前での演奏は行えず、2年生の見学会が一番多かったのではないかと。
最後の数回は八丈太鼓を打ったり、野良打ちにチャレンジしてみたり。
曲を覚えて譜面通りに打つ、というのは太鼓の常道ですが、それだと皆で同じことを揃ってやるという日本の教育の延長線上にしかないような気がしています。
自分で考えて創ってみる、という部分があってよいのでは?と思う次第です。
そういう事が許されるという事を伝統文化の授業でも感じて欲しいというのが正直なところです。
そのために「歓喜」の曲にはソロで打つパートが用意されていて、全員ソロを打つようになっています。
全員でやると時間がかかるんじゃないか、と思いますが、ソロパートを4秒やるとすると22人で88秒、約1分半で済んでしまいます。倍の1人8秒としても3分ほど。
ソロを除いて3分くらいですからソロを入れても5~6分くらいの曲です。
ソロを8秒というのはそこそこやり応えがあるもの、4秒でも個性は発揮できるかと思います。
八丈太鼓や野良打ちは基本的にソロアドリブで打つのでよい練習になるかと。
新型コロナの影響、いったいどこまで続くのでしょう・・・。