HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

孤立無援

大坂のクリニック放火殺人事件、東大入試会場での殺人未遂・放火事件、列車内放火殺人未遂事件、一連の事件に共通しているのは孤立無援の犯人像。

逆恨みの矛先は特定の相手ではなく、不特定多数の社会へ向けられた。

自分を孤立無援にした社会への復讐。

できるだけ多くの人を巻き添えにして死のうと思った。死ぬときくらいは注目を浴びたかった・・・、と。

本人が異常なのか、社会が異常なのか考えさせられます。

新しい資本主義というコトバを聞くとカネを最優先する社会像が浮かび、取り残されて孤立無援になる人々が増殖するのではとうすら寒くなります。

 

どういうカタチであれ、人と関りを持ち、自分は無価値ではないと思える社会の実現を望みます。

 

今回の事件を起こした犯人たちは周到な計画をし、実行に移した能力がある事が認められます。行ったことは許されるものではないけれど無能ではないと思うのです。

 

新しい資本主義でもいいけれど、100年後の日本を語ってもらいたいです。