風林火山の有名な一節、動かざる事山のごとし、というのがありますが、
昨今の地理・歴史の学説に触れるにつれ、山は動くもんだと言う事を実感します。
そもそも山は造山運動や火山の噴火でできたもので、はなから動くものなんですね。
ヒトは数十年の寿命しかないないので、その観点から見ると山は不動と思ってしまいます。しか~し、この観点を億年単位にしてみると地球上の大陸そのものが動き回って現在の姿になったというのが定説です。
という事は今後も大陸はそのカタチを変える可能性があるという事。
日本も元々は海の底から、あるいは大陸からちぎれてできたと。
小松左京のSF日本沈没もまんざら空想の世界ではないのかも知れません。
この世で動かないものは信念くらいでしょうか、それもアヤシイ・・・か・・・。