オリンピック選手への誹謗中傷が後を絶たないとか。
誹謗中傷する人間の心の貧しさ、未成熟さ、寛容の無さにただただ唖然とするばかりであります。
思い起こすのは1964年の東京オリンピックマラソン競技で見事銅メダルに輝いた円谷選手の自殺。次期メキシコ五輪の日本国民の有言無言のメダルへの過度の期待と重圧が彼を死に追いやったのではないかと思えるわけです。
五輪選手へのメダルの期待は誰しもが抱くのは自然だし、メダルを逃した時はその期待を裏切られたと感じるのも自然かと。
しかし、そこで選手個人に誹謗中傷の言葉を浴びせるのはお門違いです。
他人を誹謗中傷する心理は自粛警察や車を運転中にちょっとした勘違いをして煽り運転者に豹変するのに似ているかも。
何がそこまで攻撃的にするのか、させるのか・・・。
匿名であるがゆえの無責任で軽率な行為。
卓球の水谷選手は誹謗中傷に対し毅然とした法的処置をとると公言しています。
誹謗中傷については3年以下の懲役または50万円以下の罰金刑が科される可能性があります。
軽い気持ちで誹謗中傷をSNSに書き込んでも拡散しても罪に問われる可能性があるのは覚悟しておくべき。
誹謗中傷された場合はきちんと記録を残し、悪質なものについては法的措置をとるのがよろしいようで。
人の不幸は蜜の味、と誹謗中傷を繰り返していると自分で辛酸を舐めるはめになりまする。
何事も寛容の精神で臨むのが人も自分も楽に楽しく生活できると思います。
さすれば生活=いきいきとなるのかと。