高校の和太鼓授業、今年で4年目になります。
前年では実技のテストを行いましたが、今年は初めての筆記試験実施を計画していました。
高校の正規の授業であるため成績はつけねばなりません。
ま、試験は採点するという機能もありますが、それよりも授業の理解度を深めてもらうために行うもんだと捉えています。
成績に響くとなると生徒たちの本気度が違ってくるのではないかという下心もあります。
新型コロナ禍で東京に緊急事態宣言が出され、その影響で6月中日の授業が自宅学習に変更されたため、予定していた筆記試験のカタチはとらずに宿題としての提出をしてもらう事にしました。
学期初めに配布済みの譜面を丸写しすればよいので譜面を眺めてくれる期待と、自分の手を動かして書くという事はわからない箇所がわかる効果はあるのではと。
用紙を回収して採点しましたが、教える側としても伝わっていないところが多々ある事がわかり反省。
点数はできるだけ公平になるように採点基準を設けて機械的につける事に留意しますが、やる気がある等も採点項目にはなります。
次回は実技試験、できているかどうかが採点対象となりますが一人ずつ動画を撮り、それを見返してもらう事で理解を深めてもらえればと思っています。