近くのスーパー、店頭にいつにない売り場が出現しておりました。
貝をメインとした鮮魚売り場、店内にはタコ専門のコーナーも。
活気あふれる魚市場の演出、このスーパーは何店も展開しているのでおそらくあちこち巡回しているのでしょう。
撮ってから気付いたんですがなんと撮影禁止!
店員とおぼしき人の鋭い視線が写り込んでいますが特に注意を受けたりはしませんでした。
撮影禁止の意図が何なのかイマイチわかりませんが、考えられるのは商品構成と価格情報。同業他社への情報の制限?・・・。
ファッションや雑貨関係はデザイン盗用などの可能性があるので撮影禁止は合点が行きまする。
しかしながら昨今はSNSでの写真投稿が当たり前になり、その影響下で商品の売れ行きが左右される世になりました。ガンガン撮影、投稿してもらった方がタダで宣伝になったりします。
SNSの発展のおかげでインフルエンサーなるものも出現、インフルエンサーとは世間に影響を与える発信人。
家の近くの辺鄙な裏通りにカフェがあるのですが、ここ数ヶ月、同じようなイメージの若い女性が店の前に列をなしている不思議な光景が出現。
スーパーに行く時に店の前を車で通るんですが、行列を横目で眺めながら、誰か有名人かアイドルが投稿したんかな、とカミさんといつも話をしています。
大昔、西麻布のアイスクリームショップの名前を売るために、学生のアルバイトを雇い常に行列を作ったという話を聞いた事があります。
うまいから並ぶ、ではなく並ぶからうまいに違いない、という心理が働くのを逆手にとった戦術かと。
ほんとにうまければ長続きすると思いますが、このショップは35年以上続いているので世間に認知はされているようです。
そう考えると商売は真のリピーターがいる事が大事とつくずく思います。