先日東京駅ステーションギャラリーで開催の「河鍋暁斎の底力」展を観に行ってまいりました。
できるだけ公共交通機関は避け、都心に出かけるにも車を使う事が日常になりました。
駐車場から会場へ向かう途中、悲惨な光景を目にしました。
高架下に飲食店が連なっているのですが、平日のお昼時と言うのに閑散としています。
丸の内と言えば名うてのオフィス街、昼食難民がお店に列をなしていても不思議ではありません。
明かりが消えた店の入り口には閉店の案内が張り出されておりました。
go toトラベルのポスターが痛々しい・・・。
それでも24時間弁当を売り出して何とかしのごうというお店も。
在宅が当たり前になると人の流れが変わり、商売の地図が書き換えられる事に。
かつては街道沿いの宿場が賑わっていましたが、鉄道網が整備されるとそれらの街はさびれました。鉄道の駅周辺が栄えたものですが、自動車の時代になると廃墟のような駅前ロータリーが出現したり、人の流れが盛衰を決定づけていました。
人の流れに乗ってウィルスも拡散するため移動を抑制する緊急事態が宣言されました。
経済活動の息の根をとめかねない処置のため、途中go toキャンペーンを開始、これが感染拡大のエビデンスを残した格好となりました。
人の流れは抑制してもカネの流れを作る、という緊急事態政策が必要に思います。