埼玉の太鼓指導に向かう途中こんなんめっけました。
はて、なんと読むのでしょう?
検索してみるとありましたありましたあ、12月は別名師走、そう「しわすだ」と読むんですね。
埼玉県川口市の珍地名という事で紹介されておりました。
十二月田稲荷神社があり、言い伝えによると12月大みそかに狐が杉の葉を稲に見立てて田植えの真似をしたんだとか。
稲荷は稲がなるという事で稲作信仰の対象になっています。
全国に3万社あるといわれる稲荷神社の総本社は京都の伏見稲荷、奈良時代に創建されたとか。ちなみにウカノミタマという豊穣の女神が祀られているのはあまり知られていないようです。
お稲荷さんと言えば狐、狐は神の使い(眷属)として鎮座ましましております。
今は里にクマが出て話題になりますが、かつてはキツネやタヌキなどは里に出没する身近な野生動物だった事でしょう。
稲荷社は東京のそこここにあり、その理由は大名屋敷が多かったからだそうです。
大名屋敷にはそれぞれ国元から稲荷社を勧請、屋敷の数だけ稲荷神社があったというわけ。中には一般の江戸庶民もお参りできる霊験あらたかな人気の稲荷もあったそうです。