HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

規格外という価値

 

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道の駅で売っていたニンジン。

まさに人が参りましたという姿カタチをしています。

このニンジンはとても大きく、直径7~8cmはあるでしょうか。

大地から生まれた赤ちゃん?

一般のスーパーでは絶対お目にかかれないシロモノ、道の駅での農家直販ならではの野菜かと。カタチはどうあれ味や栄養は変わりようがないと思います。

 

 

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こちらは近くのスーパーで売っていたイチゴ。

これも規格外で小粒です。

店の外に申し訳なさそうに並べてありました。

店内にはとてもりっぱなイチゴが誇らしげに並んでいます。

その対比はまるで宝石と石ころのよう・・・。

 

子供の頃はイチゴは牛乳と砂糖をかけ、つぶして食べていたものです。

いつからかイチゴは大粒になりそのものだけを味わう食べ方になりました。

 

昔の食べ方を懐かしく思い出し、カミさんのいぶかしげな声を無視して買って帰りました。

評価はちょっと固いけれどイチゴの味がしっかりするもので合格点です。

いっしょに買った大福に押し込んでイチゴ大福に変身させたり、牛乳と混ぜて食べたり楽しませてもらいました。

 

ニンジンもイチゴも生産者の手間暇は変わらないのに、見てくれだけで商品価値がないと見なす世の中は変えて行かないと。

ちなみにニンジンは60円、イチゴは290円の価値でありました。

 

今回の新型コロナ禍に見舞われて今まで当たり前としてきた価値とは何かを考えるきっかけになればと思います。