高校の日本の伝統文化和太鼓の授業最終日が終了。
新型コロナの影響で6月に開始、発表会や文化祭での晴れ舞台を踏む機会は失われましたが、体育館を使っている空手と合気道、そして和太鼓が最後の授業で合同での発表を行いました。
5時限目は前回の練習風景の動画を鑑賞した後通し練習を。
重点ポイント、縦と横の重心移動を表現する事。
それを徹底するために横の重心移動の動きを入れた準備運動を行い、
後は気が付いたところを個人にアドバイス。
下拍子を担当している生徒たちはダンス部のようで、
休み時間には音楽に乗りながらヒップホップの練習をしていたりします。
下拍子はノリを伝える事も大切なため、体で表現する事を伝えましたが
残念ながら和太鼓とダンスの合体には至りませんでした。
全員でテンポを共有する事、お互いの音に気を遣う事、創造性を発揮すること、
それらを再確認して6時限目はいよいよ発表。
舞台上で元気な音を響かせてくれました。
練習風景の動画です。
合気道は生徒が二人と少なかったですが、密接しないと技がかけられず、ムズカシイ授業を強いられたのではないかと思います。
空手は最後の「板割」を行いましたが、なかなか割れない生徒もいて笑いを誘っておりました。
新型コロナで大変な一年でしたが何はともあれ無事に授業が終わり、楽しい授業だったという言葉が聞かれたので一安心。
担任からは和太鼓に触れる貴重な機会に恵まれた事、どこかで和太鼓に再開するかも知れない事、女生徒が多かったのでちょっと規律がとれなかった事などが伝えられました。
私からは授業で学んだ人をおもんばかる事、創造力を発揮した人生を歩んでもらいたい旨の話をさせてもらい締めくくりといたしました。