HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

二兎を追うものは

二兎追いて 勝負に負けた 政府かな

二兎を追うものは一兎も得ず、という諺がありますが新型コロナに対応する政府の勝負の三週間ははまさにこれを実践しているように見えますがな。

経済を回すという兎と感染拡大を阻止するという兎、二兎を追った結果、感染拡大に歯止めはかからず、医療体制に赤信号が付く状況に。この現状にたまらず経済を下支えするという名目のgo toはとりあえず中止という迷走ぶり。

 

一言でいうと煮え切らない、泥縄もいいところ。

go toは少なくとも感染を縮小させる要素はまったくなく、感染者を拡散する危険性が明らかに増すだけ、ひっ迫する医療体制をないがしろにする愚策と言われても仕方がないやろ。

 

日本号という車の運転に例えるなら、アクセル踏んでgo to、感染対策というブレーキもしっかり踏むんやで、どこへ行くんかはようわからんけどハンドルさばきは自己責任でよろしうたのんまっさ、という支離滅裂さ、迷走もさもありなん・・・。

 

そもそもgo toキャンペーンは新型コロナ禍が収まった以降の経済V字回復策だったんでないかい?

いつの間にやら経済を下支えするにはgo toしかないという論理に始終するようになり、新型コロナ禍まっただなかでとりあえずgo toスタートしてしまいました。

 

しかし、戦いに勝つには第二、第三の矢を用意しておくのは常套手段、go toがダメなら次の手段をいくつか考えておいて勝負に出ないと負け戦の可能性が高まります。

 

戦略的に平常時から最悪のケースを予想して二兎でダメなら四兎でも五兎でも同時に追う算段を立てておくのが大将の役割かと。

一兎でも ダメなら五兎を 追う算段

五兎、アルファベットで書くとgoto、というオチがつきます。

コロナ禍は 先行き見えず オチツカズ