新型コロナ、終息の兆しが見えるどころかますます感染拡大の様を呈しております。
世界各国では壮大な人体実験ともとれるワクチン投与が始まりましたが、日本はお得意の様子見といったところでしょうか。
政府は様子を見て動向を判断するという姿勢に終始一貫しておりますが、起こりうることを想像=予測してそれに対処するという事は不得意のように思えます。
はからずも新型コロナが猛威をふるい、経済活動が低迷したおかげで温室効果ガスの発生が7%減少したというデータが示されました。
移動を禁じる巣籠政策が実施され、自動車や航空機、その他化石燃料の消費が抑制された結果だと思われます。
人類の経済には打撃だけれど、地球環境にとっては歓迎される矛盾した事態かと。
ワクチンで新型コロナを抑え込む事に成功すれば人類はまた経済活動を再開、反動もあって今まで以上に温室効果ガスをまき散らす事になるのは予想できます。
そういう状況に地球規模でどう対応するのか?を各国首脳が知恵を絞る時期なんではないかい?
今まで以上に経済至上主義を押し通すのか、新型コロナ席巻を機に地球のために人類の経済優先を考え直すのか。
後何年後かガソリン車の新車は販売不可となる模様、それに向けて日本と言う国はどうしようとしているのか、国の方針がいまいち見えて来ません。
自助・共助・公助・そして絆とか原稿棒読みしている場合ではないんでないかい?
そんなお題目は首相が代われば元の木阿弥、政権が代わろうとも国として国民が納得共感できる指針を打ち出しておくべきではないんだろうか。
原発がなくても成り立って行く再生可能エネルギー政策の具体的指針とか。
国民も新型コロナ以前の浮かれた生活が地球にとって望ましいのかどうかを考え直すいい機会だと思うんですけどねえ。