高校の和太鼓授業の後、近くの温浴施設に立ち寄る事があります。
ここ極楽湯は北海道から九州まで40店舗あまりをチェーン展開をしているスーパー銭湯、海外の中国にも直営店やFC店を7店舗を営業しています。
温泉を掘り、天然温泉を売り物にしている店舗も多い。
この和光店もそのひとつ。
関東に見られる黒湯の天然温泉です。
日本は1000mほど掘ればほぼどこでも温泉が湧くと言われています。
都内にも天然温泉の銭湯は多く、コーヒーのような温泉に浸かる事ができます。
この黒湯、太古の植物や動物などが堆積したもので、石油や石炭が近しい存在と言われています。火山性ではなく、地熱で温められて温泉として湧出するそう。
アルカリ性のためお肌ツルツル、美人の湯と言われることが多いようです。
個人的な所感ですが、この黒湯、あちこちで経験していますが体の芯からぽかぽか暖まる感じがしません。
以前、家の近所にやはり天然温泉を売り物にした大江戸東山温泉というお風呂があり、黒っぽい温泉でしたが、建物のイメージと風呂上りがなんとなく寒々とした感じがありました。じわりと汗ばむ感じがなく、その意味では夏向き?
料金も安くはなかったのでいつのまにか閉店してしまいました。
この極楽湯の黒い温泉も同じような感じを受けます。
個人的には炭酸泉がお好みです。36度ほどの体感温度でも体ぽかぽか、不思議な湯。
さて、こちら極楽湯は入館時に渡されるICチップが入っているリストバンドで館内でのすべての管理が行えるすぐれもの。
どの店でもこのシステムで退館時に清算ができるものと思われます。
とはいっても下駄箱とロッカーは100円硬貨を使うアナログシステムです。
飲食のオーダーはカラオケ店や回転すし店と同じ、タブレット端末のタッチパネルを操作して行います。端末にリストバンドをかざしてオーダー完了。
新型コロナ禍で従業員と客が非接触型の対応ができるのはありがたいかも。
テーブル上は透明のアクリのスクリーンが置かれ、感染対策が施されています。
浴槽には会話を制限するプレートが貼られ、皆さん静かに浴槽に浸かってます。
施設によっては入場者数を制限し、三密を避けているところも。
新型コロナの影響で確実に生活パターンの変容を余儀なくされております。