HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

太鼓の曲についての要素4・小は大を兼ねる

曲を作る時、留意しているのはそれを演奏する人数です。

基本は二人で打てる事、欲を言えば三人で成立する事。

AB二人の場合はAが上拍子フレーズを、Bが下拍子を担当。

下拍子も上拍子も一緒に打つ一人打ちというのもありますが、

一人打ちはちょっと特殊な構成になり、そこから複数人数での演奏には不向きなような気がしています。

 

三人の場合はBの下拍子にA,A’の構成となります。

基本的には同じフレーズを同時に打てるようになっていますが、二手に分けて打つ事が可能。

覚えるのは一つですが、それを分けて打つ、太鼓で尻取りをやるような感じです。

全員での揃い打ちが一般的ですが、A,A’にして掛け合いを行う事で、音にも見た目にも変化や立体感が創出されます。

人数が増えればA、A’、B,B’というようにバリエーションを複雑にして行く事も可能です。あくまでも同じフレーズを使って・・・。

 

小は大を兼ねる、という論理です。