HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

世の中そう甘くはないストックフォト

以前NHKで、登録制写真販売サイトの紹介をしていました。

登場人物はフツーの人で、何でもない写真が月に数千円の収入になるのでうれしい、とコメントをしていました。

 

私は昔から面白写真収集にいそしんでいたせいで国内外の写真の数千枚のストックがあります。そんな事もあり、持っている写真が有効に使われればとサイトをネットで調べて登録をしてみました。

 

登録したのは去年の春先、月にアップする枚数制限と審査がありますが、通算600枚くらいアップしたでしょうか。そのうち審査パスしたのは約100枚、販売用写真として登録されています。

今まで売れたのは4枚、ですがまだ販売最低基準に達していないのでまったくお金にはなっていません。

恒常的に売れるようになるためには数千枚の登録枚数が必要のようです。

 

初めの頃は殆どが審査ではねられ、意気消沈の連続でした。

それもそのはず、今まで撮りためたものは「写真のための写真」で、販売のことなんぞ考えていないので当然の結果でしょう。

 

写真販売サイトを覗いてみると(写真として)なんだかつまらないものが多い事に気付きますが売れる写真は「いい写真」とは限りません。

当たり障りのないフツーの写真が並びます。

美しい写真もたくさんありますが、その手のものはプロのカメラマンの領域で、スマホ片手のシロウトは太刀打ちできる世界ではありません。

 

以前アルバイトでWEB記事を書いていた時に一番苦労するのは写真でした。

観光地紹介などではどうしても写真が必須ですが、手持ちの写真でも人が写り込んでいるものは肖像権の問題があり、ネット上のものは著作権の問題があり、使える適当な写真はなかなかありません。

 

そこでお世話になるのが無料で使える写真サイト、無数の写真を検索する事になりますが、その時に感じたのは写真の持つテーマ性です。

 

一般に写真を撮る時、自分でもテーマを決めて撮る場合が多いかと思いますが

そのテーマが芸術的なものだとストックフォトでは殆ど売れません。

 

買い手が捜しているテーマは芸術的なものではなくて具体的なもの、抽象的なものを問わずとっても単純明快です。

赤い、とかレトロとか、孤独、とか口とか、懐かしい、とか、そういうテーマとイメージとが結びつきやすい写真。

上記の例では昔の鋳鉄製の郵便ポストの写真、となります。

 

手軽に写真がお金になる、というのはにわかに信じがたい。

やはりそれなりの創意工夫、ビジネスで考えればやはり切り口、需要の要素を分析してそれに見合ったものを提供する、相手側に立つ、というスタンスが必要に思います。

 

そうは言っても売れる写真なら何でもいいという気持ちにはなれず、「自分らしさ」はとっておきたい、「どこかクセのある写真で勝負したい」、という反骨精神は捨てないでおこうと思います。