世の常は 澱むと腐る ものなりや
ロシア、中国、日本も例外ではないけれど権力者は憲法も法律も都合のいいように変えてまで、権力の座に長く居座ろうとします。
長期政権は世の中が安定する反面、癒着なれ合い賄賂の温床となり、内部から腐って行きますな。
お店で馴染み客が「いつものあれね」といっても店主は問題なく対応するのと同じ構図が展開されるようになります。
今回日本医師会の会長選で８年務めた横倉会長が落選、新会長にはおなじく長く副会長にあった中川氏がとって代わる事になったそうな。
８年も同じ人物がやった結果、政権とは波風を立てずに丸く収める方向に向かったようです。
多くの政治家と同じように国民ではなく権力におもねる方に顔を向けたと。そのお相手のAB政権、長期にわたり権力にものを言わせてきましたが、くしくも新コロナ禍で求心力を失いました。
人は権力の甘い汁を吸うと独善細胞が肥大化するようで、人のためではなく自分のためにしか動かなくなるようです。
言い訳、言い逃れ、言い繕い、新鮮な水が流れ込まず濁って底が見えない自浄能力のない政治に国民の大半はもはやうんざりデス。
